とっておき
二十数年前、市場にたった10本の初入荷のブルースターを、とっておきのヤリで競り落とし、とっておきの場所に並べ、一人一本限定のとっておきの売り方をした。それはそれは、とても青く澄んでキラキラして見えた。
今はいつでも手に入るようになったこの花。たった一度の結婚式に幸せのサムシングブルーの想いをのせて、初めて出会ったときのようにブルーに輝かせみよう。

あまのじゃく
三月も半ばも過ぎ、桜はいつかいつかと世間は色めき立つのに、「うちには絶対桜は活けないで」と美容室のオーナー。
桜いっぱいの結婚式場に、あえて雪柳の受付のお花。
春を告げるのは桜だけじゃありません。

てみやげ
友人のお家へ。
並んで買ったおいしいお菓子もうれしいけれど、
たまにはベンチに座ってゆっくりと、
訪ねるひとの顔を思いながらできる春の手土産もいかがですか?

山口さん
思ったらすぐ言葉に出す。考えるまえに身体を動かす。
形にしたことは良くも悪くも必ず自分に返ってくる。
だから、何かがはじまり、少し前にすすむ。
人にどう思われるか、失敗しないようにとかばかり考えていると何もはじまらない。

「やりたいことはまずやる。」さらりと彼女は笑って言った。
このひと、無駄なエネルギー使ってないな。
空気を描く。
見えるものと見えないもの。見てるものと見てないもの。見えてるものと見えてないもの。
同じようで違う言葉。背景画の個展の案内状に書かれていた「空気を描く」とは、そんな存在を描くようなことなのかな。
