山口さん
思ったらすぐ言葉に出す。考えるまえに身体を動かす。
形にしたことは良くも悪くも必ず自分に返ってくる。
だから、何かがはじまり、少し前にすすむ。
人にどう思われるか、失敗しないようにとかばかり考えていると何もはじまらない。
「やりたいことはまずやる。」さらりと彼女は笑って言った。
このひと、無駄なエネルギー使ってないな。
空気を描く。
見えるものと見えないもの。見てるものと見てないもの。見えてるものと見えてないもの。
同じようで違う言葉。背景画の個展の案内状に書かれていた「空気を描く」とは、そんな存在を描くようなことなのかな。
グリーンハート
白い花弁から緑が出ているバラ、グリーンハートが入ったウエディングブーケ。
「珍しい花はどれ?」とよくきかれ、「どれが珍しく感じます?」とききかえす。
よくわからないから不思議。見たことないから珍しい。虫を呼び込むのが花の役目だとしたら、これも大切な花の要素のひとつ。でも、見慣れてしまわないように、ときどきの出会いがいい。
あたらしい
正月気分ともお別れ、新しい年のあたらしいリズム。
同じことのくり返しに思える日常も、真剣に向き合えばひとつひとつがあたらしい出来事。
毎日があたらしい。
初雪
成人の日に積もった東京の雪、あと何日でとけるかな?
「30歳をすぎてから、翌日の出勤の煩わしさを思って、雪を見てわくわくしなくなった。」と、あるラジオ番組でのコメント。
還暦過ぎたおじさんが、まだ雪にはしゃぐのは成人式に出ていないから?